ＤＰＳＤのデザゲー達

(ＤＰＳＤ２２〜Ｄ２９)

	○ 本当の愛を求めて　KIDS版(D22掲載・Kids!縦) 　D14「本当の愛を求めて'98-'99冬」がKids!バージョンで登場。 　友人たちとワイワイ楽しく作った雰囲気が作中…特にエンディングに見られ、前作以上にライブ感あふれる作品に仕上がっている。 　ステージが冗長であるとはいえ、この「ライブ感」は多くのデザエモンユーザーが真似できない素晴らしいものだと思う。 　しかも、製作者は女性っぽい。筆者としては、ぜひ製作者とコンタクトをとりたかった…
	○ COSMO Legend (D23掲載・PLUS) 　PLUSで作ったとは思えない数々の演出とスキのないBGMが素晴らしい、PLUS最高傑作のひとつ。 　それだけに一部演出に若干のアラが見つかったのが残念だけど、PLUSユーザーは絶対にプレイすべき作品である。 　ちなみに、製作者はデザエモンコンテスト常連のM2O氏とは完全に別人。筆者はM2O氏に否定されるまで「M2Oさんの作品！？」と思っていた。
	○ Negi Shiki (D23掲載・Kids!横) 　D19「ICE FAIRY」の製作者が贈る、作家性の高い作品。 　全包囲攻撃が可能だが連射力の弱い武器を使うにも関わらずボスの相殺可能なレーザー攻撃が激しく、ミス時の復活が困難なのが難点。 　＜製作者サイト＞どうどう 　　　 http://www2.ocn.ne.jp/~a2ta/
	○ クロノス(D25掲載・Kids!縦) 　D14「ネオメサイア」の製作者が贈る、サンプルＣＧを中心に構成された狙い撃ち重視の作品。 　それゆえに連射パッド必須の前作のようなゲームバランスは改善されている。 　しかし、目に悪い演出や意地悪な仕掛け等ストレスのたまる要素が多く、クリアは困難を極める。
	○ Rdevais (D26掲載・PLUS) 　どこかレトロな雰囲気と、往年のロボットアニメを意識したと思われるキャラクターが特徴の作品。 　敵機の攻撃の組み合わせ方がうまく、プレイヤーをゆさぶってくれる。 　しかし印象深いシーンが少なく、会話シーンからストーリーを読み取れない上、高難易度。しかもミスするとかなり戻される。 　ストレス度の高い内容になってしまっているのが残念である。
	○ 影ノ心伝(D27掲載＆D37再録・PLUS) 　デザエモンコンテスト佳作「OVER RUN」製作者の作品であると思われる。 　コンテスト入賞経験があるだけに、仕掛けが多彩でかつ敵忍者の動きが個性的。 　しかし「OVER RUN」同様にステージが長く高難易度の上、ミスすると戻される内容が辛い。
	○ 人の道 〜非人道的行為〜(D28掲載・Kids!横) 　主人公「覇王ムッサビ」をはじめ、全体的にシュールにまとめられた作品。 　反面覚え要素が強く、さりげにストレス度が高い。 　実はD20「THE STEEL」と同じ製作者の作品であり、そのギャップがたまらない。
	○ ARIOSS (D29掲載・PLUS) 　D26「RDevais」製作者の作品で、同作品の流れを強く受け継いだ高難易度の作品。 　往年のファミリーコンピュータの画面を連想させるグラフィックが印象的だが、反面一部の敵の攻撃を見にくくしている欠点も持ち合わせている。 　音程の外れたBGMも非常に惜しい。